あそびを制限していたら出会えなかったもの
我が家では、なるべく文具類はいくらでも使えるように用意してあります。
折り紙や色画用紙、セロハンテープ、マスキングテープ、絵の具類…
大人からすると
「もったいない!そんな使い方しないで!」
と言ってしまいたくなるような遊び方もしています。
私も何度も言ってしまいました。
もうセロハンテープを買うのは何個めなの?
そのマスキングテープ高かったんだから!
折り紙何枚も出さないで!
だけど、やっぱり私はこどもの作る作品たちが大好きで。
もったいない気はしてしまうんだけど、好きなだけ折り紙やテープで遊ばせることにしたんです。
もし、折り紙の使い方を制限してたら、こんな可愛らしいアイスクリームを私に持ってきてはくれなかったんだなぁ。
(←息子が自分で考えて折って形にし、セロハンテープでとめて、イチゴ味と抹茶味のアイスクリームを持ってきてくれました。)
我が家の質素な壁紙を、こんなに色とりどりのちょうちょで飾ってくれることはなかったんだなぁ。
そう思うと、どんどん使っていいよ、という気になってきます。
マスキングテープを腰にぐるりと巻いて、ヒーローのベルトの代わり。
ヒーローのフィギュアの手からグチャグチャに伸びたセロハンテープは、見えない武器。
こどもの表現力は素晴らしい。
資源は大切に!とも言いたいけれど、私はもう少し見守ってあげたいです。