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あそび発達教室を開催しました!

5月25日(木)に、川崎市麻生区の育児サークルにてあそび発達教室を開催してきました。

1歳〜3歳の親子17組で行いました。

今回のテーマは、

「はらぺこあおむしの世界であそぼう!」

今回のねらいは、

①親子のコミュニケーションを楽しむ

②動のあそび・静のあそびがあることを知る

③どんなあそびにも学びがあり、それが日常生活につながっていることを親が認識する

です。

 

まずは、

「はらぺこあおむしの歌」でフェルトシアターです。

これ、なーんだ?

曲を流し始めると、それまでワイワイとそれぞれに遊んでいたこども達は興味津々に集まってきてくれました‼︎

曲に合わせて、たまごから生まれたはらぺこあおむし君はたくさんの食べ物を食べていきます。

それはのちほど皆にもやってもらいますよ〜

みんな注目してくれています!

食べ物を食べさせるお手伝いをしてくれる子供たち。

くるんとひっくり返すとさなぎになります

「中から何が出てくると思う?」

「ちょうちょー!!」

物語の展開を知っていても、ワクワクは変わりません。

こどもたちのキラキラした期待の顔を見ると、こちらも嬉しくなってしまいます。

最後は・・・さなぎの中からちょうちょが出てきます。

いつもは絵本で見ている物語を、動くものとして見ると、また違った魅力があるのではないでしょうか?

こどもたちは「次は何がでてくるのかな?」

「どんな食べ物を食べるのかな?」という気持ちが行動にでていました。

興味津々に、ちょうちょを触ってみたり、食べ物カードを触ってみたり。

心の動きがよく分かりました!!

 

続いて、【静のあそび】として紐通しをご紹介しました。

先ほどのフェルトシアターにも登場したはらぺこあおむしを参加者の皆さんにお配りし、こどもたちに食べ物を食べさせてもらいます。

あおむしは、小さな木製の洗濯バサミに貼り付けられています。

洗濯バサミでリボンを挟んであり、これを使って「紐通し」をしてあそびます。

色紙で作った食べ物をラミネート加工し、あおむしが通る穴をあけてあります。

紐通しのあそびには、

■鉛筆やお箸を持つときの基礎的練習

■目と手の協調運動

を促すことをお伝えしながら、楽しくみんなで取り組みます。

月齢の小さいお子さんには、紐通し自体ができなくても、「お母さんと楽しい時間を共有した」「お母さんとたくさんのコミュニケーションをとれた」これだけでも充分です。

1〜3歳の発達課題は

■安全基地:母親はいつも一緒にいる実感

■母子関係:楽しく、安心できる関係の原体験

■自律性:日常のおけいこ(生活習慣など)を楽しく遊びながら取り組む

が主に挙げられます。

「母親との楽しい時間の原体験」

はとても重要なことなのです。

とっても真剣に取り組んでくれていますね。

みんな、色んな種類の食べ物をたくさん食べさせてくれました。

お母さんと一緒に遊んで、とっても楽しそうなこどもたち。

「リンゴはどーこだ?」

「○○ちゃんはチーズ大好きだから、あおむしさんにもたくさんチーズ食べさせてあげたんだね!」

お母さんもいろいろな声かけをしてくれます。

お母さんとコミュニケーションをとりながら、楽しい時間を共有できました。

 

さて、次は【動のあそび】として、ロープくぐりをしました。

ここでは、こどもたち自身がはらぺこあおむしになりきってあそびます。

ロープを食べ物に見立てて、自分の体をくぐらせていきます。

通るかな?

なかなか難しいようです。

色んな大きさの輪を用意しました。

中には明らかに頭がつかえてしまうような小さい輪も…

お母さん達には、もしお子さんが明らかに入らない輪を持ってきても、入らないよと教えずに、やらせてみてあげてくださいとお話しました。

失敗する、できないという体験も必要だと思うからです。

できなかったことも含めて母子のコミュニケーションを充実させることが、今日のねらいでもありました。

輪を通すことで、自分の体のことを知れます。

肩って通しにくい!

お尻を抜けたら、足はすぐに通る!

このあそびでは、自分でお着替えをすることの基礎的練習にもなります。

最後は「さなぎトンネル」を通って、ちょうちょになります‼︎

こちらの「さなぎトンネル」、入り口・出口がだいぶ低くなっています。

ハイハイしただけではお尻がつかえてしまいます。

どうやったらくぐれるのかな?

どんな風に体を使ったら良いだろう?

ほふく前進のような格好で進み、出てこられたら、ちょうちょになります。

ちょうちょに関しては、全く小道具はなく、想像の世界でなりきってもらいました。

フェルトシアターで使ったちょうちょと一緒に両手を羽のようにして走り回りました。

この時期のこども達は、パワーが溢れています。

と同時に集中力も長くは続かないものです。

また、たくさんの人が集まる場所では、おうちと違う態度になってしまったりもします。

みんなと同じようにできない!

というのは、決していけないことではない、ということをもっとお伝えできれば良かったです。

みんなそれぞれのあおむしとちょうちょを楽しみ、終了となりました。

こどもたちの元気なパワーと、キラキラした顔に励まされ、またお母さんたちの温かいご協力のもと、楽しい時間を過ごすことができました!!

ありがとうございました!!

次回は11月にまたこちらの育児サークルさんにてあそび発達教室を開催する予定です。

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